2011年4月25日月曜日

中島聡さん「エンジニアとしての生き方」出版記念講演会に行ってきた

世界で働く

4/24(日)に中島聡さんの著書「エンジニアとしての生き方」出版記念講演会を聴いてきた。ふとしたきっかけからブログの"Life is beautiful"に出会い、そこからほとんど欠かさず読んでいるのだが、ご本人に生でお目にかかることができて感激した。帰りがけにサインもいただき、"がんばってください。"と声をかけていただいたことは、忘れない。講演終了直後はかなり興奮していたのだが、一日置いて冷静になったところで感想を記しておこうと思う。

この本は"エンジニア"のためだけではない

中島さんは本を"ガラパゴス脱出論"みたいな題名にしたかったようだが、正式な書名は"エンジニアとしての生き方"となっている。"ガラパゴス~"に比べて若干固くなってしまったが、"流行物"っぽさが消えたこちらの方が長く読まれやすいのではないだろうか。ただ、"エンジニア"とあるが、ここをたとえば"科学者"と読みかえても十分通じる。"若者"でもいいかもしれない。伝えたいことは"人生は1度だからおもいきり楽しもう。活躍できる場に飛びこもう。明日の自分は自分でつくる!"というポジティブなメッセージである。

印象に残ったこと

中島さんはとても楽しそうに話をしていた。50歳とおっしゃっていたが、周囲にあれほど生き生きしている50歳の人はいない。自分がやりたいことをどんどんとやってやるぜ!という若者的エネルギーをびしばし感じた。当日はUSTREAMでも配信していたようだけど、その場にいなくても場を共有できるような時代にあって、実際にその場にいることの大切さを感じた。空気を感じられたと思う。経験に裏打ちされた"自信"を見ることができた。

ブログをはじめてから生活(人生?)が変わった、とおっしゃっていたような気がするが、そこで"いろんな分野でいい仕事をしてきている人がたくさんいると思う。でも、なかなか見えてこなくて、地上の星のようになっている。ブログを書くことは最高のパーソナルマーケティングだし、そういう人にも是非ブログを書いてほしい"という趣旨のことも言っていた。同感である。ブログを書くのはIT業界の人が多いと思うが、そこだけが世界なのではなく、現実世界の多様性がもっとブログ界に出てくれば、もっと楽しくなりそうである。

(なんだかうまく書けないが、)充実した時間を過ごすことができた :)

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